――クローゼットを見てみてください。同じような色合いの服がそろっていませんか? 色は、心の奥にあるさまざまな意識を反映します。特に、毎日選ぶ服の色に、欲求が表れることが多いのです。 よく着ている服の色で、あなたが「どう人に思われたい」と思っているのかを占います。
【問】あなたがよく着ている服の色は、どの色ですか? 「赤」「ピンク」「黄&オレンジ」「緑」「青」「紫」「黒」「白」「グレー&ベージュ」から選んでください。
よく着ている服の色で占う、あなたが「どう人に思われたいのか」
赤…明るいと思われたい
赤い服をよく着ているあなたは、情熱的な性格で、テンションをすぐに上げられるタイプ。落ち込んでいたとしても、人には「悩みに振り回されない、明るい性格」だと思われたいのです。赤を選べるということは、明るく振る舞える心の強さの表れでもあります。
ピンク…優しいと思われたい
ピンクは人の気持ちを柔らかくする色。ピンクの服をよく着ているあなたは、自分は優しい人間なんだと、人に思われたいタイプです。女性が着れば、男性にモテるでしょう。「彼氏募集中! あなたに好かれたいです」というアピールでもあります。
黄&オレンジ…センスがあると思われたい
黄&オレンジは、人目を引く派手色です。黄色やオレンジの服をよく着ているあなたは、派手な色で目立ちたいだけではなく、この色を着こなすセンスがある人間なのだと思われたいのでしょう。そして、「センスがあるね」と言われたいのです。
緑…穏やかだと思われたい
植物がイメージされる緑は、人を癒す色です。緑の服をよく着ているあなたは、周囲を癒すような存在だと思われたいのでしょう。気さくで話しかけやすい、穏やかな人間だとアピールしているのです。実際、悪口や人を傷つけるようなことはキライでしょう。
青…頭が良いと思われたい
青は冷静さ、聡明さを表す色です。青い服をよく着ているあなたは、頭が良くて仕事ができる人間だと、人に思われたいのでしょう。自分の判断や能力に自信がない時に、「デキル人間」だととりあえず思わせたいために着る場合もあるでしょう。
紫…レベルが高いと思われたい
紫は、情熱の赤と冷静の青を併せ持った色。高級さや高貴さを表します。紫の服をよく着ているあなたは、自分はワンランク上の存在なんだと思われたいのでしょう。意識してマウントをとりたいわけではなく、天然にワンランク上だと思っています。
黒…プライドが高いと思われたい
黒は人と人との間に壁を作る色で、孤独や孤高、自立心の高さを表します。黒い服をよく着ているあなたは、プライドが高い人間だと思われたいのでしょう。ひとりでいるのが好きなので、話しかけないでほしいとも思っています。
白…ピュアだと思われたい
白は純粋さを表します。白い服をよく着ているあなたは、素直な性格でピュアな感性の持ち主だと思われたいのでしょう。他意がないとアピールしたい場合もあります。自分の失敗を素直に反省している時も、禊の意味を込めて、白を着ることもあります。
グレー&ベージュ…人畜無害と思われたい
地味で目立たないグレーやベージュ。人込みや風景に溶け込んでしまえる色です。グレーやベージュの服をよく着ているあなたは、目立ちたくない、人畜無害な人間であると思われたいのでしょう。人に感想を持たれること自体が苦痛かもしれません。
仕事や買物などで出かける時の服、部屋着、寝間着や下着などに選んだ色によって、そのときの気持ちを推し量ることができます。自分だけでなく、身近の人の気持ちを服の色で占ってみてはいかがでしょうか。
(鈴木浩司)